HANBの科学と実績

HANBS教育の必要性とその効果の証明

文明の発達が我々人類の生活環境に大きな変貌をもたらしたことで自然と接する機会が著しく減少し、我々の心身に思いもかけなかった重大な悪影響を与えています。  
HANB 教育によりこのような悪影響を予防・排除し、健全な心身を育成できる大きな可能性が科学的に証明されています。

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スキャンによる子どもたちの脳の比較

左は恵まれた家庭で育った幼児の脳で、
右は愛情に欠けた環境で育った孤児の脳の例です。

感情や感覚をつかさどる側頭葉および
理性をつかさどる前頭葉の活動に、明らかに大きな
違いを確認することができます。

これらの部分が不活発な子供は、情動や認識能力
に問題を抱えてしまいます。


社会化の感受性期の重要性

無数の科学者達の長年にわたる研究の結果、人や動物の成長過程において、身体や脳が、いつ、どのように発達するかが、解明されてきました。このような研究結果から、社会化の感受性期における生活や体験、学習が、その後の脳の発達において、いかに大切であるかが証明されています。

人の脳と身体の成長曲線
右のグラフは、1930年代にすでに発表されていました
が、70年代から急速に発達した免疫学、脳神経科学
の研究により、それぞれの成長曲線が示す本来の
意義が明らかになってきました。
子ども達の脳は心のハードウェアとして、10歳で
ほぼ出来上がってしまうことがわかります。
それまでの時期に、人と人、人と動物、人と自然との
ふれあいによる体感・体得・気づきのチャンスを
与えることが、脳の発達を決定づけるのであり、
「社会化の感受性期」と呼んでいます。

犬と猫の脳と身体の成長曲線
犬や猫と、人の「脳 」の成長曲線は共通で、
「社会化の感受性期」と呼ばれる期間は、脳実質
(容積)の成長速度の最も早い時期と一致している
ことがよくわかります。
この時期は、犬と猫では誕生から3〜4カ月、子ども達
では8〜10歳にいたるまでの、一生の中の、ごく短い
期間であることがわかります。


寝たきり老人の離床率の飛躍的な向上

特別養護老人ホームで「寝たきりの生活」をしている高齢者が、犬・猫と同居し、CAPP 活動(月に
1 度)を受ける事で殆どの高齢者が離床生活に戻ることが、のべ11,300 回(1986〜2010年)にも及ぶ活動実績の結果として確認されています。

CAPP活動(コンパニオン・アニマル・パートナー
シップ・プログラム)は、公益社団法人日本動物病院
福祉協会が、HANB の理念に基づき主催している、
人と動物との触れ合い活動です。
1986 年にスタートしたこの活動の特長は、その特筆
すべき成果 だけではなく、アレルギーや感染は
言うに及ばず、1件の事故も今まで発生していない
ことです。


冠動脈疾患集中治療室退院1年後の死亡率


1980年に、驚くべき検証結果がKatcher&Friedmann
により報告されています。
冠動脈疾患で救急入院後、幸いに退院できた人の、
退院後の犬との同居の有無による、1年後の死亡率
の差が5倍あることが判明しました。

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